Cubaseで音が出ない時に見る順番
Cubaseで音が出ない時は、原因を一気に探そうとすると迷います。メーター、出力先、トラック、音源、インターフェイスの順で切り分けます。
この記事の結論
最初に再生メーターを見てください。メーターが動くならCubase内部では音が出ています。メーターが動かないなら、トラックや音源側で止まっています。
- 再生してメーターを見る
- ステレオアウトが動くか確認する
- 出力先を確認する
- メーターが動くかを見て、出力側の問題かトラック側の問題かを分ける
この記事で解決すること
この記事では、Cubase内では音が流れているのか、そもそも音が作られていないのかをメーターから判断します。
- Cubaseを再生しても無音になる
- ステレオアウトのメーターが動いているのに聞こえない
- MIDIは見えるのに音源が鳴らない
- オーディオインターフェイス使用時だけ音が出ない
まず確認する順番
最初にメーターを見れば、探す場所を出力側かトラック側に絞れます。
- 再生してメーターを見る
- ステレオアウトが動くか確認する
- 出力先を確認する
- 音源トラックを確認する
- ミュートとソロを確認する
- ドライバーを確認する
- ヘッドホンの接続先を確認する
確認の流れ
- 01メーター
- 02出力先
- 03トラック
音が出ない時はメーターから見る
Cubaseで音が出ない時、最初に開くべきなのは難しい設定画面ではありません。再生ボタンを押して、トラックやステレオアウトのメーターが動いているかを見ます。メーターが動くなら、Cubase内部では音が流れています。
この場合、原因は出力先、ドライバー、ヘッドホンやスピーカーの接続にあります。メーターが全く動かない場合は、そもそも再生する素材がない、音源が立ち上がっていない、トラックがミュートされている、という方向で確認します。
ステレオアウトが動くのに聞こえない場合
ステレオアウトのメーターが動いているのに耳に聞こえないなら、Cubaseの中では音が出ています。つまり曲や音源の問題ではなく、Cubaseから外へ出す道で止まっています。
オーディオインターフェイスを使っているなら、Cubaseの出力先がその機種になっているか、ヘッドホンがインターフェイス側に挿さっているかを確認します。パソコン本体にヘッドホンを挿しているのにCubaseはインターフェイスへ出している、というずれはよくあります。
メーターが動かない場合
メーターが動かない場合は、再生する音がCubase内に存在していません。オーディオトラックなら波形があるか、MIDIなら鳴らす音源があるか、トラックがミュートされていないかを見ます。
MIDIデータだけがあっても、ソフト音源が割り当てられていなければ音は出ません。MIDIは音ではなく演奏情報です。インストゥルメントトラックを作り、分かりやすいピアノ音色で確認するのが早いです。
ミュート、ソロ、録音待機を確認する
Cubaseは多機能なので、初心者が意図せずミュートやソロを押してしまうことがあります。特定のトラックだけ聞こえない場合は、トラックのM、S、録音待機、モニターボタンを確認します。
全体が聞こえないならステレオアウトやドライバーを、特定トラックだけ聞こえないならトラック個別の設定を見る。この分け方をすると、探す範囲が狭くなります。
オーディオドライバーの確認
オーディオインターフェイスを使っている場合、専用ドライバーが選ばれていないと音が出なかったり、遅れたり、ノイズが出たりします。Cubase側で正しいASIOドライバーが選ばれているか確認します。
PC標準のドライバーでも音が出ることはありますが、録音やMIDI演奏には向かない場合があります。作曲前に、再生と録音の両方で安定するドライバーを決めておくことが重要です。
直った状態を残す
音が出たら、その場で終わりにせず、どの設定で直ったのかメモします。出力先、ドライバー、ヘッドホンの接続先をセットで記録しておくと、次に同じ症状が出ても戻れます。
この制作ノートでは、環境設定を毎回の不安にしないことを重視します。音が出る状態を固定できると、ようやくコード、ドラム、メロディの制作に集中できます。
状態別の見方
同じ悩みに見えても、見る場所が違うことがあります。今の状態に近い行から確認してください。
| 今起きていること | 見る場所 | 次にやること |
|---|---|---|
| Cubaseを再生しても無音になる | ステレオアウトのメーターを見る | 動かなければトラックや音源を確認する |
| ステレオアウトのメーターが動いているのに聞こえない | Cubaseから外への出力経路を見る | 出力先とヘッドホンの接続先を合わせる |
| MIDIは見えるのに音源が鳴らない | MIDIトラックと音源の有無を見る | インストゥルメントトラックで確認する |
| オーディオインターフェイス使用時だけ音が出ない | ASIOドライバーと本体音量を見る | インターフェイス側にヘッドホンを挿す |
15分で確認すること
最初は範囲を広げすぎず、下の項目だけを順番に見ます。
- 再生してメーターを見る
- ステレオアウトが動くか確認する
- 出力先を確認する
- 音源トラックを確認する
15分で見る範囲は、メーター、出力先、音源トラックまでです。ここで音が出れば、原因はかなり限定できます。
30分かけて見る場合
15分で解決しない場合だけ、少し広い範囲を確認します。
- ミュートとソロを確認する
- ドライバーを確認する
- ヘッドホンの接続先を確認する
30分見る場合は、ドライバー、ミュート、ソロ、プロジェクト固有の設定まで広げます。既存曲だけで起きるなら、新規プロジェクトと比較します。
次の制作作業へつなげる
音が聞こえる状態に戻したら、次は音色ではなく曲の材料を置きます。
Cubaseの音出しは、メーターを見る習慣があるだけで迷い方が変わります。音が聞こえない時に、曲を直すべきか、出力を直すべきかを判断できるからです。
音が聞こえる状態に戻ったら、短いコード進行、ドラム、メロディの順に置きます。音出しの不安を残したまま進めると、制作中に何度も手が止まります。
実践ワーク
読んだあとにやること
- 再生してステレオアウトのメーターを見る
- 出力先とヘッドホンの接続先を確認する
- ピアノ音源だけの新規プロジェクトを作る
- 鳴った設定をメモする
メーターが動いたか、動かなかったかを書くだけでも、次に見る場所が明確になります。
よくある失敗
知識不足より、確認する順番を飛ばして問題が大きくなることがあります。
- メーターを見ずに設定を触り始める
- パソコン本体とインターフェイスの出力先を混同する
- MIDIデータだけで音が鳴ると思う
- ミュートやソロを見落とす
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