古賀稔宏の作曲ノート

MIDIキーボードはDTM初心者に必要か

MIDIキーボードは、音を出す楽器ではなく入力装置です。鍵盤が弾けなくても、コードやメロディを直感的に入れたい人には役立ちます。マウス入力だけで始めることもできます。

この記事の結論

鍵盤でコードやメロディを試したいならあると便利です。最初は25鍵から49鍵でも十分ですが、両手で弾きたい人は49鍵以上が扱いやすくなります。

  • 鍵盤入力したいか決める
  • 置くスペースを測る
  • 25鍵か49鍵か決める
  • 解決したら、次の制作作業へ進む

この記事で解決すること

この記事では、いま起きている原因を順番に確認し、もう一度作業を進められる状態に戻します。

  • MIDIキーボードが必要か知りたい
  • 鍵盤が弾けなくても買うべきか迷っている
  • 何鍵を選べばよいか知りたい
  • MIDIキーボードで音が出る仕組みを知りたい

まず確認する順番

思いついた設定を一気に触らず、1つ確認して結果を見る。その順番を守ると、原因を見失いにくくなります。

  1. 鍵盤入力したいか決める
  2. 置くスペースを測る
  3. 25鍵か49鍵か決める
  4. USB接続を確認する
  5. ベロシティ対応を見る
  6. DAWで認識するか確認する
  7. 音源トラックで鳴らす

確認の流れ

  1. 01鍵盤入力したいか決める
  2. 02置くスペースを測る
  3. 0325鍵か49鍵か決める

比較表

最初に迷いやすいポイントを表で整理します。詳しい説明へ進む前に、自分に近い行を確認してください。

鍵盤数向いている人注意点
25鍵省スペースで試したい人両手演奏には狭い
32鍵机に置きやすさと音域のバランス選択肢は機種による
49鍵コードとメロディを弾きたい人設置スペースが必要
61鍵以上演奏も重視する人初心者には大きい場合がある
パッド付きドラム入力もしたい人使わない機能が増えることもある

まず結論

急いでいる人向けに、先に判断の目安をまとめます。細かい違いを見る前に、自分の環境と目的に合うかを確認してください。

MIDIキーボードは必須ではありませんが、コードやメロディを直感的に入力したい人には便利です。

初心者が最初に見るポイント

最初から専門用語を全部理解する必要はありません。対応環境、価格、使いやすさ、情報量、次に何ができるかを見れば判断できます。

MIDIキーボードは音そのものを出す機材ではありません。DAW内の音源を鳴らすための入力装置です。

選び方の基準

選ぶ基準は、今の目的によって変わります。録音したい人、打ち込み中心の人、ボカロを作りたい人、ミックスまでやりたい人では見る場所が違います。

鍵盤が弾けるかより、音を探しやすいか、コードを押さえたいか、机に置けるかで判断します。

無料と有料の考え方

無料で始めること自体は悪くありません。大事なのは、無料だから全部できないと決めつけないことと、無料の範囲で止まり続けないことです。

安いモデルでも入力はできます。最初は鍵盤数、サイズ、USB接続、ベロシティ対応を見れば十分です。

よくある失敗

初心者が失敗しやすいのは、買う前の比較だけで疲れてしまうことです。比較は必要ですが、実際に音を出してみないと分からないことも多くあります。

買っただけで音が出ると思うと混乱します。音源トラックを作り、DAWで入力を受ける必要があります。

最初の1週間でやること

最初の1週間は、設定を完璧にする期間ではありません。音が出る、録音できる、保存できる、書き出せる。この基本を確認します。

購入後は、DAWで認識、ピアノ音源を鳴らす、コードを録音、再生確認まで行います。

買う前に確認すること

購入やインストールの前に、OS、必要容量、対応プラグイン、入出力、サポート情報を確認します。ここを見落とすと、買った後に使えないことがあります。

机の幅、鍵盤数、USB端子、つまみやパッドの必要性、持ち運びを確認します。

おすすめしにくい選び方

有名だから、安いから、レビューで高評価だから、という理由だけで決めると、自分の使い方と合わないことがあります。

大きい鍵盤を買えば上達するわけではありません。置きっぱなしにできるサイズの方が使う頻度は上がります。

作曲へ進むタイミング

準備が7割できたら、細かい比較はいったん止めて曲作りへ進みます。最初の曲を作る中で、本当に足りないものが見えてきます。

接続できたら、C、Am、Dm、Gを押さえて録音します。まず音が出る体験を作ります。

初心者がつまずきやすい点

初心者は、選ぶ前よりも選んだ後の最初の操作で止まりやすいです。買う・入れる・選ぶだけで終わらず、実際に使える状態まで確認します。

初心者は、鍵盤が弾けないから不要と思いがちですが、1音ずつ探すだけでもメロディ作りには役立ちます。

他の記事と合わせて読む

この記事だけで全部を決める必要はありません。DAW、パソコン、インターフェイス、MIDIキーボード、ミックスなど、必要な場所だけ深く確認します。

MIDIキーボードが鳴らない記事、コード進行、メロディ作り、必要機材の記事と合わせて読みます。

次にやること

読み終わったら、次に試すことを1つだけ決めます。全部を一度に決める必要はありません。

次に確認するのは、マウス入力で十分か、鍵盤で音を探したいか、机に何鍵置けるかです。置き場所まで考えると、買った後に使わなくなる失敗を減らせます。

迷っている理由を分ける

迷っている理由は人によって違います。すぐに始めたい人、無料で試したい人、今の環境で足りるか知りたい人、失敗を避けたい人がいます。

自分がどの理由で迷っているのかを分けると、見るべきポイントが変わります。単に候補を並べて比べるだけでなく、次に何を試すかまで決めることが大切です。

候補を知りたいだけなのか、選んだ後の失敗を避けたいのかで、読むべき場所は変わります。まず自分の目的を分けて確認します。

初心者が迷う順番

初心者は、最初から専門的な違いで迷うわけではありません。多くの場合、言葉の意味、必要性、価格、対応環境、買う順番のどこかで止まります。

そのため、最初に細かい仕様を並べるより、何を判断すればよいかを整理する方が理解しやすくなります。判断の順番が見えると、検索後に行動へ移しやすくなります。

最初は細かい仕様より、対応環境、費用、続けやすさ、次にできる作業を見ます。ここが分かれば、初心者でも判断しやすくなります。

比較表だけで決めない

比較表は便利ですが、表だけで決めると自分の使い方とずれることがあります。価格や機能数が良く見えても、操作が合わなければ続きません。

表では候補を絞り、本文ではなぜその候補が合うのかを確認します。表と本文を行き来することで、単なるランキングではなく、自分に合う選択に近づきます。

比較表は入口です。表で候補を絞ったあと、本文で自分の目的と合うかを確認します。

無料で始める場合の限界

無料で始めることは、DTMではかなり現実的です。ただし、無料であるほど、機能制限、提供状況、サポート情報、商用利用条件を確認する必要があります。

無料の範囲で十分な人もいれば、録音やミックス、音源追加の段階で有料環境が必要になる人もいます。最初から有料が正解でも、ずっと無料が正解でもありません。

無料や低予算で始められる範囲は広いですが、録音、音源追加、ミックスの段階で必要なものが変わることがあります。

買う前に止まらないために

買う前の情報収集は大切ですが、調べ続けるほど選択肢は増えます。選択肢が増えると、初心者ほど判断できなくなります。

一定の基準を満たしたら、いったん試します。試した結果、何が足りないかが分かれば、次の買い物や乗り換えの理由も明確になります。

買う前に、何を作るために必要なのかを一言で決めます。目的が決まると、不要な買い物を避けやすくなります。

最初の曲作りとの関係

DTM関連の道具や手順は、単体で完璧にしても曲にはなりません。最終的には、音を出し、録音し、編集し、書き出す流れの中で役に立つかを見ます。

初心者が最初に目指すべきなのは、完璧な機材選びではなく、短くても最後まで再生できる音源を作ることです。そこまで進むと、次に必要な知識が具体的になります。

実際に短い曲を作ると、操作しづらい場所や足りない機材が具体的に分かります。

古い情報に注意する

DTMソフトや機材の情報は変わります。無料版の提供状況、対応OS、価格、バンドル内容、ライセンス条件は、数年前の記事と現在で違うことがあります。

特に無料DAW、体験版、旧製品、キャンペーン価格は変動しやすい部分です。最終判断の前には、必ず公式ページで現在の条件を確認します。

価格、提供状況、対応OSは変わるため、最終判断の前に公式情報を確認してください。

口コミの読み方

口コミは役に立ちますが、使っている環境や目的が違うと評価も変わります。プロ用途で不満があるものでも、初心者の練習には十分な場合があります。

逆に、初心者に評判が良くても、自分が録音や本格的なミックスをしたいなら足りないこともあります。口コミは結論ではなく、確認材料として使います。

口コミは、自分と同じ目的の人のものを優先して読みます。プロ用途の不満と初心者の練習用途は分けて考えます。

失敗した時の戻り方

選んだものが合わないと感じても、すぐに全部を捨てる必要はありません。何が合わないのかを分けます。操作が難しいのか、機能が足りないのか、PCが重いのか、音が出ないだけなのかで対応は変わります。

原因を分ければ、買い替えではなく設定変更で済むこともあります。初心者ほど、道具が悪いのか、手順が分からないだけなのかを切り分けることが重要です。

失敗した時は、道具が悪いのか、設定が違うのか、手順を知らないだけなのかを分けます。

次に読むべき記事

この記事で大枠が決まったら、次は自分の状況に近い記事へ進みます。機材で迷う人、DAWで迷う人、音が出ない人、曲作りで止まる人では次の確認場所が違います。

検索から来た人が一記事で全部を解決する必要はありません。まず今の疑問を解き、次に必要な一記事だけ読めば十分です。

次は、自分が迷っている具体的な道具や作業の記事へ進むと、判断がさらに絞れます。

今日の結論を一行で残す

読み終わったら、今日の結論を一行で残します。どれを試すのか、何を買うのか、何を保留するのかを書いておくと、次に迷いにくくなります。

DTMでは、情報を集めることより、判断を一つ進めることが大切です。小さな決定を積み重ねるほど、曲作りに入るまでの時間が短くなります。

最後に、今日試すもの、買うもの、保留するものを一行で残します。

検索結果で比べられるポイント

検索結果には、ランキング型、比較型、体験談型、公式情報型の記事が並びます。それぞれ役割が違うため、どれか一つだけを見て決めると判断が偏ります。

ランキング型では候補を知り、比較型では違いを見て、公式情報で現在の条件を確認します。体験談は、自分と同じ目的の人のものを参考にします。

この記事では、初心者が判断に使いやすいように、選択肢の幅と注意点を両方残します。

初心者向けと上級者向けの違い

初心者向けの判断では、最高性能よりも、迷わず始められることが重要です。上級者向けの評価では細かい機能差が重視されますが、最初の段階では使わない機能も多くあります。

上級者が不満に感じる制限でも、初心者が最初の曲を作るには十分な場合があります。逆に、初心者向けと書かれていても、自分の目的が録音やミックス中心なら不足することがあります。

自分が今どの段階にいるかを分けると、必要な情報だけを拾いやすくなります。

失敗しにくい確認順

失敗を減らすには、価格、対応環境、目的、操作感、将来性の順で確認します。いきなり細かいスペックへ行くと、判断材料が増えすぎます。

まず自分の環境で使えるかを見ます。次に、やりたい作業に合うかを見ます。その後で、価格や追加費用、将来の拡張性を確認します。

この順番なら、買った後に使えない、始めた後に目的と合わない、という失敗を減らせます。

独学で使う場合の注意

独学では、分からない時にすぐ質問できないため、日本語情報、公式ヘルプ、動画解説、ユーザー数が重要になります。機能だけでなく、調べやすさも選ぶ基準です。

初心者が独学で止まる時は、機材やソフトの性能不足ではなく、次にどの画面を触ればよいか分からないことが多いです。情報量が多いものは、その点で有利です。

ただし情報が多すぎると、古い情報や上級者向け情報も混ざります。最初は現在のバージョンと初心者向けの情報に絞ります。

予算をかける優先順位

予算をかける場所は、作りたい音楽によって変わります。録音するなら入力環境、打ち込み中心なら入力しやすさと音源、ミックスするなら聞く環境が重要になります。

最初からすべてに予算を分散すると、一つひとつが中途半端になりやすいです。まず一番困っている場所へ予算を使い、他は無料や手持ちで始める方法もあります。

買い物は、制作中に実際の不便が出てからでも遅くありません。先に全部そろえるより、必要が見えてから足す方が失敗しにくくなります。

作業時間で考える

DTMは、選んだ道具の性能だけでなく、どれだけ開いて作業できるかが重要です。操作が重い、起動が面倒、接続が毎回不安定だと、作業時間が削られます。

初心者の段階では、1日5分でも開ける環境の方が、理論上高性能だけれど触らない環境より価値があります。続けられるかどうかも判断基準に入れます。

買う前や選ぶ前に、毎回準備に何分かかるかを想像すると、自分に合う選択が見えやすくなります。

最初の完成体験を優先する

最初から高品質な曲を作る必要はありません。まず、短くても最後まで再生できるものを作ることが大切です。完成体験があると、次に学ぶべきことが具体的になります。

完成前に道具を増やし続けると、知識は増えても曲は増えません。最初は足りない状態でも、書き出しまで進むことを優先します。

その後で、音質、音源、ミックス、録音環境を一つずつ上げていけば十分です。

短期判断と長期判断を分ける

今日始めるための判断と、半年後も使うための判断は分けて考えます。今日必要なのは、音が出て作業できることです。半年後に必要なのは、作りたい曲が増えても対応できることです。

最初から長期判断だけで選ぶと、価格や機能が大きくなりすぎます。逆に短期判断だけで選ぶと、すぐに足りなくなることもあります。

まず今日使えるものを選び、次に長く使う条件を確認する。この二段階で考えると、初心者でも現実的に決めやすくなります。

他人の正解をそのまま使わない

DTMでは、経験者のおすすめがそのまま自分の正解になるとは限りません。作るジャンル、使うパソコン、録音の有無、予算、作業時間が違うからです。

おすすめ情報は参考にしつつ、自分の条件へ置き換えます。特に初心者は、プロが使っているかより、自分が開いて作業を続けられるかを重視します。

自分の条件に合うかを確認できれば、検索結果に振り回されにくくなります。迷った時は、今の環境、作りたい曲、録音の有無、予算の4つに戻って判断します。さらに、今日すぐ試せるか、1か月後も使い続けられるかを分けて考えると、選択がかなり絞れます。最後は、試す日を決めて行動に移します。実際に一度使ってみると、記事を読み続けるだけでは分からない相性も見えてきます。迷いが残る場合も、候補を増やすのではなく、今の作業で本当に困っている点を一つ書き出してから判断します。

最後に確認すること

最後に、自分の環境、予算、作りたい曲、録音の有無をもう一度確認します。ここがずれていると、良い選択肢でも自分には合わないことがあります。

表で候補を絞り、本文で理由を確認したら、最後に次の行動を一つだけ決めます。試す、保留する、買う、調べ直すのどれかに分けると迷いにくくなります。

自分の条件に合うかを確認し、無理なく次の作業へ進める選択をします。

状態別の見方

同じ悩みに見えても、見る場所が違うことがあります。今の状態に近い行から確認してください。

今起きていること見る場所次にやること
MIDIキーボードが必要か知りたい鍵盤入力したいか決める次に確認する項目を選ぶ
鍵盤が弾けなくても買うべきか迷っている置くスペースを測る次に確認する項目を選ぶ
何鍵を選べばよいか知りたい25鍵か49鍵か決める次に確認する項目を選ぶ
MIDIキーボードで音が出る仕組みを知りたいUSB接続を確認する次に確認する項目を選ぶ

15分で確認すること

最初は範囲を広げすぎず、下の項目だけを順番に見ます。

  1. 鍵盤入力したいか決める
  2. 置くスペースを測る
  3. 25鍵か49鍵か決める
  4. USB接続を確認する

ここで原因が見えたら、直った操作を残して次の作業へ進みます。

30分かけて見る場合

15分で解決しない場合だけ、少し広い範囲を確認します。

  1. ベロシティ対応を見る
  2. DAWで認識するか確認する
  3. 音源トラックで鳴らす

ここまで確認しても解決しない場合は、環境、プロジェクト、作業手順を分けて切り分けます。

次の制作作業へつなげる

問題が片付いたら、調べ物で止まらず、手を動かす作業へ戻ります。

今の問題を解決したら、調べ物を続けるより、実際の制作作業へ戻ることが大事です。

短い確認で手を動かし、次の判断材料を作ることで、1曲完成までの流れが切れにくくなります。

実践ワーク

読んだあとにやること

  1. 鍵盤入力したいか決める
  2. 置くスペースを測る
  3. 25鍵か49鍵か決める
  4. USB接続を確認する

読むだけで終わらせず、短く確認して制作へ戻ることが大事です。

よくある質問

MIDIキーボードなしでもDTMできますか

できます。マウス入力でも作れます。鍵盤入力したい場合に便利です。

何鍵がおすすめですか

省スペースなら25鍵、コードも弾きたいなら49鍵が候補です。

鍵盤が弾けなくても買う意味はありますか

音を探したりコードを確認したりする用途でも役立ちます。

よくある失敗

分からないことがある時ほど、確認する順番を決めて一つずつ戻ることが大切です。

  • MIDIキーボード単体で音が出ると思う
  • 置き場所を考えずに大きい鍵盤を買う
  • 音源トラックを作らずに鳴らそうとする
  • 鍵盤が弾けないから絶対不要だと思う

次に読む記事

今の問題が解決したら、次は曲作りを止めやすい別のポイントも確認しておきます。

古賀稔宏のプロフィール写真

プロフィール

古賀 稔宏

ギター、ウクレレ、DTM(Cubase)、作曲技法、音楽理論を指導。14歳でギターを始め、同時に作曲も始める。ポップ、ロック、クラシックの要素を含む楽曲を得意とする。

「それいけ!アンパンマン」劇場版関連楽曲の作曲・編曲、Do As Infinity関連楽曲、アニメ楽曲、滝沢歌舞伎BGM、堂本光一ソロアルバムへのギタリスト参加など、商業音楽の制作・演奏に携わる。

無料の制作工程マップ

DTMで次に何をすればよいか迷った時のために、音出しから1曲完成までの流れをまとめた制作工程マップをお送りします。