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古賀稔宏の作曲ノート作曲・編曲家のDTM制作ノート

ダブステップの作り方|ハーフタイムとワブルベースをDTMで組む手順

古賀稔宏のプロフィール写真

作曲・編曲家 古賀 稔宏

「それいけ!アンパンマン」劇場版関連楽曲の作曲・編曲、Do As Infinity関連楽曲、アニメ楽曲、滝沢歌舞伎BGMなど、商業音楽の制作・演奏に携わる。

ダブステップを作りたいが、速さの数え方とベースの動かし方が分からない人へ向けて、ジャンル名の説明ではなく、DAW上で8小節を組む順番に落とします。BPM、ドラム、ベース、コード、メロディ、音色を分けて、書き出して聞ける状態まで進めます。

読み終わったら、まず音を出す、再生する、保存する、短く書き出す、次に確認する一点を決めるところまで進めます。完成度を採点する前に、同じ手順をもう一度再現できるかを見ます。制作中に迷ったら、画面の中で悩み続けず、8小節を書き出して普通の再生環境で聞きます。

制作の軸

ダブステップは、音色探しより先に8小節の役割を決めます。

  • BPMと体感を分けて決める
  • キック、ベース、コード、メロディの順に置く
  • ジャンルらしい装飾は骨格の後に足す
  • 同じ音量で書き出して判断する

この記事が扱う範囲

扱うもの
BPM140前後のダブステップ全般。ハーフタイムの土台と、ワブルベースの作り方
扱わないもの
ブロステップ寄りの音作りの細部と、シンセの機種別の解説
所要時間の目安
最初の8小節まで約60分
まず鳴らす1音
キック1発とスネア1発だけを置いて、3拍目にスネアが来る形にする

DAWはCubaseを想定していますが、手順はどのDAWでも同じです。 記事内のMIDIとデモ音源も、DAWを問わず使えます。

今日やること

8小節だけ作り、保存して、書き出して、次に直す一点を決めます。

  • 仮音色でドラム、ベース、コード、メロディを置く
  • 4小節目と8小節目に小さな変化を入れる
  • 変更前と変更後を別名保存する
  • スマホや小さい音量で再生して、次の修正点を一つだけ書く

最初に決めること

ジャンル名ではなく、曲の速度、主役、8小節の到達点を先に決めます。

ダブステップの作り方で最初に見るのは、音色の名前ではありません。ダブステップを作りたいが、速さの数え方とベースの動かし方が分からない人にとって必要なのは、今日のDAW画面で何を置けば前に進むかです。

テンポは、140 BPM前後。ただし体感は半分の70で数える(ハーフタイム)。この範囲は絶対値ではなく、最初に手を動かすための目安です。曲の狙い、歌の言葉数、ドラムの細かさによって、同じジャンルでもかなり変わります。

最初の8小節では、完成形を狙いすぎません。ドラム、ベース、コード、メロディの4段だけを置き、曲の方向が聞こえるかを確認します。音色探しはその後で十分です。

作曲や編曲の現場でも、すべての音を一度に正解へ持っていくわけではありません。まず骨格を外に出し、聞き返しながら必要な音だけを残します。

BPMと体感を分ける

数値を決めたら、速さの印象がどこから出ているかを分けます。

140 BPM前後。ただし体感は半分の70で数える(ハーフタイム)。ただし、BPMの数字だけでジャンルらしさは決まりません。速く聞こえる理由は、ドラムの刻み、ベースの長さ、メロディの音数、コードの切り替わり方に分かれます。

BPMを上げても重さは出ません。ダブステップの重さは速さではなく、スネアが1小節に1回しか来ないことから生まれます。同じ140BPMのまま、スネアを2拍目と4拍目から3拍目1つだけに減らしてみてください。それだけで体感の速さが半分になります。

テンポを疑う前に、スネアの数を疑ってください。140のまま3拍目1つに減らして重くならないなら、原因はキックの音色か、ベースが上に乗りすぎているかのどちらかです。テンポを±10動かしても、その2つは直りません。

ワブルの音色を探し始めると、そこで半日が終わります。先に決めるのはハーフタイムの土台だけ。土台さえできていれば、ワブルはプリセットのままでも成立します。逆に土台が8ビートのままだと、どんな音色でもダブステップになりません。

近いジャンルとの違い

同じ速さのジャンルが並んでいるので、数字では決まりません。何が主役かで分かれます。

ジャンルBPMの目安見分けるところ
この記事(ダブステップ)140前後(体感は70)スネアは3拍目に1回だけ。ベースが波のように上下する(ワブル)
トラップ130〜160同じハーフタイムでも、主役は808とハイハットのロール
フューチャーベース140〜160速さは近いが、主役は歪んだシンセのコードと音程の上下
ドラムンベース170前後速さがはっきり違う。16分が高速で流れ、低音は長くうねる

BPMはどれも目安で、実際には前後にかなり幅があります。 数字が重なっているジャンルは、数字では区別できません。 右の列に書いた「何が主役か」のほうを手がかりにしてください。

ドラムの骨格

派手なフィルより、キックとスネアの位置を先に固定します。

※ 以下の音は、説明用にこのサイトで合成したドラムです。市販の音源や実際の楽曲の音ではありません。パターンの違いだけを聞いてください。

ダブステップでいちばん最初に効くのは、音色ではなくスネアの数です。 BPMはどちらも140。減らしただけで、体感の速さが半分になります。

① 普通の8ビートスネアが2拍目と4拍目

同じBPM140でも、こちらは「速い曲」に聞こえます。忙しく、重さが出ません。

② ハーフタイムスネアは3拍目に1つだけ

これがダブステップの土台です。速さは同じなのに、ゆっくり重く聞こえる。ベースを動かす余白もここで生まれます。

条件:BPM 140/2小節/このサイトで合成したドラム(キック・スネア・ハイハット)。2本とも同じ音色・同じ音量で書き出しています。

ダブステップのハーフタイムのピアノロール。スネアが3拍目に1つだけ置かれている
②のピアノロールです。スネアが3拍目に1つしか無いこと、キックが1拍目と小節の終わり際にあることが見えます。

「140BPMなのにゆっくり聞こえる」の正体はこれです。 ワブルベースを作る前に、まずこの土台に切り替えてください。順番を逆にすると、 速い8ビートの上で忙しいベースが鳴るだけになります。

ドラムは、スネアかクラップは3拍目に1つだけ。キックは1拍目と、次の小節へ渡す手前に置く。最初の段階では、細かいフィルや装飾よりも、どこで体が前に進むかを決めます。

1小節に1回しかスネアが来ない。詰め込まずに間を空けるほどそれらしくなる。このグルーヴの方向を決めずにハットやパーカッションを増やすと、音は多いのに曲が進まない状態になります。

8小節なら、1〜4小節はハーフタイムのまま動かさず、5〜8小節でベースの刻みだけを倍にします。ドラムは変えません。ダブステップの展開は、ドラムではなくベースの動きで作ります。

ハイハットのベロシティは、表を強く裏を弱くする程度で十分です。ダブステップで表情を作るのはハイハットではなくベースなので、ドラムの打ち込みに時間をかけすぎないでください。

ベースの置き方

低音は大きさではなく、長さと場所で整理します。

ベースは、ワブルはローパスの開閉をLFOで揺らして作る。速さを4分→8分→16分と切り替えると表情が出る。低音は曲の重さを作りますが、長く鳴らしすぎるとキックやコードの低域を隠します。

サブベースを大きくすると、ドロップの瞬間に音が団子になります。まず60Hz以下を担当する音を1つに絞り、ワブルはその上の帯域で動かしてください。低い音を2つ重ねると、どちらも聞こえなくなります。

ベースは1音から始めます。8小節を同じ音程のまま、開閉の速さだけ変えて作ってください。音程を動かすのはその後です。最初から動かすと、うねりなのか音程の変化なのか、自分でも判別できなくなります。

書き出したら、必ずスマートフォンのスピーカーでも聞いてください。サブベースは小さいスピーカーではほとんど鳴りません。そこで曲の形が分からなくなるなら、低音に頼りすぎています。

コードの組み方

難しいコードより、メロディが乗る場所を作ります。

コードは、短調の単純な進行で足りる。上モノは薄く、ベースの居場所を空ける。コード進行は知識を見せる場所ではなく、メロディと展開を支える場所です。

テンションコードや借用和音を使う場合も、名前を覚えることが目的ではありません。音の色が変わる場所を耳で確認し、必要な場所だけに置きます。

レッスンでは、理論を説明する前にコードの響きを鳴らして、明るい、暗い、浮く、戻る、という体感を確認することがあります。進行を丸暗記するより、耳で違いを聞けるほうが制作に使いやすいからです。

8小節では、同じ進行を2回繰り返しても構いません。2回目だけ上物を変えたり、最後のコードを少し変えたりすると、曲が次へ進む感じを作れます。

メロディとフック

覚えやすい形を先に作り、細かい装飾は後から足します。

メロディは、ドロップの前にリードで期待を作り、ドロップでは逆に音数を減らす。ジャンルらしさを出そうとして音数を増やす前に、何度も出せる短い形を作ります。

サビや主題になる場所では、最初の1音が重要です。高い音にするのか、短い反復にするのか、長く伸ばすのかを決めると、伴奏の置き方も決まります。

メロディが弱い時は、音程を増やすよりリズムを見ます。同じ音でも、入る位置や伸ばす長さが変わるだけで、かなり印象が変わります。

歌ものの場合は、言葉が自然に入るかを必ず確認します。インストの場合も、リードが歌える形になっているかを口でなぞると判断しやすくなります。

音色の選び方

プリセット探しより、曲の役割で音を選びます。

音色は、サブベース、ワブルベース、ハーフタイムのドラム、ライザー、インパクトを出発点にします。見るのは音色の数ではなく、前に出る音、支える音、空間を作る音を分けることです。

プリセットを探し始めると、制作が止まりやすくなります。まず仮音色でコードとリズムを置き、曲の形が見えた後で差し替えます。

商業音楽の制作でも、最初から最終音色だけで進むとは限りません。仮のピアノ、仮のドラム、仮のベースで構成を見てから、必要な質感へ寄せていきます。

音色を変えたら、必ず音量も見直します。派手な音は大きく聞こえやすいため、良くなったのか大きくなっただけなのかを分けて判断します。

8小節の制作マップ

短い範囲で完成の入口を作り、次の展開へ渡します。

最初の8小節は、完成品ではなく制作の地図です。1小節目で土台を見せ、3小節目で少し変化し、7〜8小節目で次のセクションへ渡します。

A案として、1〜4小節は基本パターン、5〜8小節はドラムか上物を一つ増やします。B案として、1〜4小節は少なめ、5〜8小節でメロディを少し上げます。

この時点でミックスを作り込みすぎる必要はありません。音量バランスだけ整え、各パートの役割が聞こえるかを確認します。

制作で重視しているのは、頭の中のイメージを聞ける形に出すことです。8小節でよいので外に出すと、直す場所が具体的になります。

8小節から先へ広げる目安
段階長さやることこのジャンルでの具体
1周目8小節骨格だけを置くハーフタイムのドラムとサブベースだけ。速さではなく重さを確認する
2周目16小節抜き差しで変化を作るワブルの速さを段替えする(4分→8分→16分)。同じ音色のまま
展開32小節場面を足すビルドアップ8小節→無音1拍→ドロップ。この無音が効く
フル尺64小節〜曲として通すドロップ2回。あいだにブレイクダウンを16小節。全体3〜4分

長さや小節数はあくまで目安です。大事なのは順番で、 8小節が気持ちよく回らないうちに長さを足さないこと。 伸ばしてから直すより、8小節に戻って直すほうが早く終わります。

上の表の2周目のやり方(抜き差しで変化を作る)を音にしました。 2本とも16小節・同じ音量で、前半8小節は1音も違いません。 変えたのは9小節目から先だけです。

① そのままくり返した版同じ2小節を16小節ぶん

8小節を過ぎたあたりから、耳が先を予測してしまいます。手は動いているのに曲が進んでいない状態です。

② 9小節目から抜き差しした版足すのではなく、消して戻す

13〜14小節目でキックが消え、15小節目の後半は音が無くなります。この空白があるから、16小節目の頭が落ちてきたように聞こえます。

条件:BPM 140/16小節/このサイトで合成したドラム(キック・スネア・ハイハット)。2本とも同じ音色・同じ音量で書き出しています。

ダブステップの16小節の構成図。13〜14小節目でキックが無くなり、15小節目の後半が空白になっている
②の構成図です。帯が高いところほど、その小節の打点が多いことを表しています。 新しい楽器を足したわけではなく、もとからある音を増やしたり消したりしているだけです。 鳴っているキック・スネア・ハイハットは、登録なしで配っています。

崩れやすい場所

ジャンルらしさを足すほど、曲の芯が消えることがあります。

このジャンルで崩れやすいのは、ワブルを速くしすぎると音程が消えて、ただの雑音になることです。ジャンル名に寄せるほど、音色や装飾に意識が行き、曲の骨格が弱くなることがあります。

対策は、ドラム、ベース、コード、メロディを一度ミュートしながら聞くことです。どれか一つを消した時に曲が急に弱くなるなら、そのパートが支えすぎています。

また、同じ場所を長時間触り続けると、判断が鈍ります。15分ごとに書き出して聞き、次に直す一点だけを決めると、作業が散らかりにくくなります。

生徒の制作でも、うまくいかない原因はセンスより工程の混線であることが多いです。いま直しているのがリズムなのか、音色なのか、構成なのかを分けるだけで進みます。

ミックス前の確認

音圧を上げる前に、役割が聞こえるかを確認します。

ミックスでは、最初から音圧を狙いません。まず音量、左右、低域のぶつかり、主役の聞こえ方を見ます。

ドロップの直前に、無音か薄い場所を作れているか。この確認が終わる前にEQやコンプレッサーを深く触ると、原因が見えにくくなります。

EQはソロで決めきらず、全体再生中に動かします。特に中域はメロディ、コード、ギター、シンセが奪い合いやすいため、単体で良い音より全体で必要な音を優先します。

最後に、同じ音量で変更前と変更後を書き出して聞きます。大きい音は良く聞こえるため、音量差をそろえないと判断を間違えます。

ミックスのチェックリスト

このジャンルは低音で失敗します。順番に見ていけば手戻りが減ります。

見るところやること崩れているときの症状
キックとサブベースが同時に鳴っていないかサブの音を短く切って、キックの当たる場所を空ける低音が団子になり、何が鳴っているか分からなくなる
サブベースを左右に広げていないかモノラルに切り替えて再生し、低音が消えないか確かめるスマホやクラブの環境で低音だけが消える
キックの瞬間にベースが下がっているか(サイドチェイン)かけない版と並べて、キックが前に出るほうを選ぶキックが埋もれて、重さではなく濁りになる
ドロップの直前に無音か薄い場所があるかビルドアップの最後を1拍だけ空ける落差が出ず、ドロップが来た感じがしない
音圧を上げる前に比べたか変更前と変更後を同じ音量で書き出して聞く大きいほうを良いと錯覚して判断を間違える

上から順に見ていくのが早いです。 音圧は一番最後で、ここを先に触ると、原因がどこにあるのか分からなくなります。

完成へ進める基準

完璧さではなく、次の工程へ渡せるかで判断します。

8小節ができたら、完成度ではなく次へ渡せる状態かを見ます。ドラム、ベース、コード、メロディの役割が聞こえ、次のセクションへ進む理由があれば十分です。

次は16小節、32小節、ワンコーラスへ広げます。広げる時は新しい音を増やすだけでなく、音を抜く場所も作ります。抜く場所があるから、サビやクライマックスが強く聞こえます。

制作ログには、今日のテンポ、使ったコード、残した音色、次に直す一点を書きます。長い反省より、再開できるメモのほうが役に立ちます。

検索に戻る場合も、ジャンル名だけではなく、キック、ベース、コード、メロディ、ミックスのどこで止まったのかを言葉にします。検索語が具体的になるほど、次に読む記事も選びやすくなります。

ダブステップの制作レシピ表

表は丸暗記ではなく、8小節を作る時の確認順として使います。

項目最初に置くもの注意点
BPM140 BPM前後。ただし体感は半分の70で数える(ハーフタイム)数字は固定ではなく、体感と音数で調整する
ドラムスネアかクラップは3拍目に1つだけ。キックは1拍目と、次の小節へ渡す手前に置くフィルより骨格を先に置く
ベースワブルはローパスの開閉をLFOで揺らして作る。速さを4分→8分→16分と切り替えると表情が出る低音は長さと場所を決める
コード短調の単純な進行で足りる。上モノは薄く、ベースの居場所を空ける難しさよりメロディの居場所を優先する
メロディドロップの前にリードで期待を作り、ドロップでは逆に音数を減らす短いフックを作って反復できる形にする
音色サブベース、ワブルベース、ハーフタイムのドラム、ライザー、インパクト前に出る音、支える音、空間の音を分ける

音色と素材の権利

自分で作った音は、誰にも止められません。

このジャンルの中心はワブルベースで、これはシンセで自分で作れる音です。市販曲から抜いてくる必要がほとんど無い、という点でかなり恵まれています。LFOの速さを段替えし、フィルターの開き方を変える。ここを自分の手でやったぶんだけ、音は自分のものになります。

気をつけたいのは配布物のほうです。買ったプリセット集やサンプルパックは、曲に混ぜて出すのは原則できますが、プリセットや素材そのものを配る・売るのは認められていないのが普通です。自分の曲に使うぶんには自由、人に渡す段になると規約を読む、と覚えておけば大きく外しません。

無料配布の素材でも同じです。ロイヤリティフリーと書かれていても、それは支払いが要らないという意味であって、商用で使えるか、クレジットが要るか、加工していいかは配布元ごとに違います。

市販の音源を切り出す場合は、作詞作曲・演奏・録音の3つから許可が要ります。日本の法律に秒数の線引きはありません。この記事の聴き比べは、すべて自前で打ち込んだドラムです。

素材の出どころ公開できるか確認すること
シンセで作ったワブル問題なく公開できるLFOとフィルターは自分で動かす
購入したプリセット集曲に混ぜての発表は原則できるプリセット自体の配布・転売は不可
フリー配布のサンプル利用条件しだい商用可否とクレジット表記
市販曲からの切り出し許諾なしでは公開できない秒数の線引きは法律に無い

ここに書いたのは制作の現場で使っている目安で、法律の判断ではありません。 配信やCD、ビートの販売などお金や公開が絡む段階では、権利元か詳しい人に確認してください。

よくある疑問

初心者はどこから作ればいいですか

音色探しではなく、BPM、ドラム、ベース、コード、メロディの順で8小節だけ作るのがおすすめです。

ジャンルらしさは何で決まりますか

BPMだけでは決まりません。ドラムの置き方、ベースの長さ、コードの色、メロディの音数、音色の役割が合わさって決まります。

ミックスはいつ始めますか

8小節の骨格が聞こえてから始めます。最初は音量と低域の整理だけで十分です。

記事通りに作れば同じジャンルになりますか

記事の数値は固定値ではなく出発点です。作りたい曲の速度、歌、音色に合わせて調整してください。

次に進む記事

ジャンルの方向が見えたら、止まっている工程に近い記事へ進みます。

古賀稔宏のプロフィール写真

プロフィール

古賀 稔宏

ギター、ウクレレ、DTM(Cubase)、作曲技法、音楽理論を指導。14歳でギターを始め、同時に作曲も始める。ポップ、ロック、クラシックの要素を含む楽曲を得意とする。

商業音楽の制作・演奏に携わりながら、初心者が止まりやすい場所を制作工程に沿って整理している。

記事で聴いたパターンを、そのままDAWへ

UKガラージの2ステップ、テクノの絞ったキック、ハウスの裏拍オープンハット、ドラムンベースの2ステップ、トラップの3連ロール。記事で聴き比べたそのままのドラムMIDI5本を、90秒ワンコーラスの下地とコードループMIDIと一緒に無料でお送りしています。テンポも打点も記事の音源と同じなので、読み込んだ瞬間から自分の曲として触れます。