DTMベースラインの作り方|初心者はルート音から始める
ベースラインは、最初から動かしすぎるより、コードのルート音で土台を作ると安定します。
DTM初心者が1曲を完成させるための制作ノート
音が出ない、コードが続かない、ドラムがチープになる、メロディが浮かばない。検索でたどり着いた1つの問題から、1曲が形になる流れへ少しずつ潜っていくための制作ノートです。

作曲・編曲家 古賀 稔宏
「それいけ!アンパンマン」劇場版関連楽曲、Do As Infinity関連楽曲、アニメ楽曲、滝沢歌舞伎BGMなどの制作・演奏に携わる著者が、DTM初心者の停止ポイントを制作工程に沿って整理しています。
前のページに続くDTM制作ノートです。作曲、アレンジ、ミックス、機材、トラブル対応の記事を並べています。
ベースラインは、最初から動かしすぎるより、コードのルート音で土台を作ると安定します。
音量バランスは、全部を大きくする作業ではありません。主役とリズムが聞こえる状態を作ります。
書き出した音が小さい時は、いきなり音圧だけを上げず、曲の中の音量バランスとマスターを確認します。
DTMの最初の1ヶ月は、知識を広げるより制作工程を一周する期間にします。
毎日のDTM練習は、長時間触ることより、曲が一工程進むことを基準にします。
ミックスは大切ですが、曲の形がない段階で深く入りすぎると制作が止まりやすくなります。
DAWは、音を録り、打ち込み、編集し、書き出すための作業場所です。
DTMは最初から高額な機材を買わなくても試せます。まず手持ちの環境で音を出します。
鍵盤が弾けなくてもDTMは始められます。マウス入力や鼻歌から曲の形を作れます。
DTMが続かない時は、意志が弱いのではなく、目標が大きすぎることがあります。
好きな曲を真似する練習は有効ですが、最初から完コピを狙うと止まりやすくなります。
メロディが単調な時、全部を新しくするより、繰り返しと小さな変化を作ります。
サビが弱い時は、サビだけを大きくする前に、Aメロとの差を見ます。
アレンジがごちゃごちゃする時は、足りないのではなく足しすぎていることがあります。
小さい音量で聞くと、主役やバランスの問題が見えやすくなります。
1曲を完成させるには、完璧にしてから進むより、仮で通して聞くことが大切です。
DTMができるようになるには、知識を全部集めるより、短い曲を作って聞き返す経験を積むことが重要です。
DTMを始めたいと思ったら、最初から全部買う必要はありません。まず音が出る状態を作ります。
DTMに才能がないと感じる時、多くの場合は才能ではなく、まだ制作工程を通る回数が少ないだけです。
大人からDTMを始めても遅くありません。大事なのは、短い時間で制作工程を小さく進めることです。
独学で挫折しやすいのは、情報が足りないからだけではありません。情報が多すぎて順番を失うこともあります。
音がこもる時、すぐEQを触る前に見る場所があります。音量、低音、音数、リバーブを分けます。
キックとベースがぶつかる時は、低音を大きくするほど濁ります。役割と鳴る場所を分けます。
ボーカルが埋もれる時、音量だけ上げると全体がうるさくなります。伴奏側も見ます。